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ICU.CCU.ER.COVID-19 感染者病棟で勤務しています。このblogでは『健康になる。健康を維持する。』をテーマにした記事を投稿します。

【合法】BCAAを飲んで感じた効果について【疲労軽減】

今回はBCAAについて書こうと思います。病棟でBCAAを飲んでいると「その怪しい飲み物は何だ?」「どんな効果があるのか」とよく聞かれます。

BCAAはいつどんな時に飲んでも恩恵を受ける事ができます。その理由について記事にまとめてみました。

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BCAAとは何か

タンパク質とは20種類のアミノ酸で構成されています。その中でも人体で作り出すことのできない「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」を配合したものが「BCAA」なのです。いわゆる「必須アミノ酸」ですね。我々が生きていくためには様々な栄養素を取り入れていかなければなりません。もちろん必要な栄養素を毎日全て食事から摂ることはできないので人体はある程度体内で栄養を分解し再合成する能力を備えています。

しかし体内で合成することが出来ず、絶対に経口摂取しなければいけない成分があります。これが『必須アミノ酸』なのです。

どんな効果があるのか

体を動かす時、我々は当然ながらエネルギーを使います。使用されるエネルギーの順番は「糖質→タンパク質→脂質」となります。健康な成人の場合、糖質は血液中に角砂糖1個分程度しか含まれないため、食事直後でもない限りは糖質を使い果たしている状態なのでタンパク質が多く代謝される事になります。ですがタンパク質は筋肉に多く分布するので糖質を使い切ってしまった後は筋肉を分解、代謝している事になってしまいます。すると筋肉が減少していき、糖質の代謝さえも悪くなっていってしまいます。結果として糖質と脂質が多く分布する体へと変化していってしまうでしょう。車で言うとガソリンを入れ続けているのにエンジンが小さくなっていってしまい、なおかつ車自体の重量はどんどん重くなっていってしまうイメージですね。そんな筋肉減少の悪循環を食い止めてくれるのがBCAAです。

レーニング中以外でも効果的なのか

レーニング中は当然ながら筋肉を稼働させているのでマルトデキストリン等の糖質やBCAAなどのアミノ酸を素早く補給して筋肉の減少を食い止める必要があります。しかし日常生活の中でも、特に肉体労働者はBCAAを補給しながら動くことで筋肉分解を防止していく必要があると思います。人体は「分解(カタボリック)」か「合成(アナボリック)」のどちらかの状態しかあり得ず、基本的には両方の状態を繰り返し体を維持しています。筋肉が分解されやすいのはトレーニング中のみに限った話ではないため日常的に分解を食い止めていかなければ筋肉はすぐに衰えてしまうでしょう。これはダイエット中などの減量期にも同じ事が言えます。筋肉が衰えてしまうと痩せても貧相な体に見えてしまうだけでなく、運動能力も損なわれてしまいます。

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どんなBCAAを購入すればいいのか

一般的に販売されているBCAAは基本的にものすごくカラフルです。味もメロンやらスイカやら様々。なので好きなフレーバーのBCAAを買えばいいと思います。

味が良いと感じるのはXTENDシリーズ。このブランドは日本人向けに美味しく作られていると思います。ドンキに行けばほぼ確実に入手できる。

安く買いたいならMYPROTEIN。筋肉系インフルエンサーinstagramに行けばプロフィールに大抵「コード」がついているのでサイトで入力すると安くなります。

色々選びたい私は海外販売サイトのiHerbで購入しています。日本語のページもあるのでとても便利です。

iherb.co

ちなみにゼロカロリーかつ色とりどりのBCAAを飲み続けて本当に大丈夫か?と感じた私は一度「不純物なし。ピュアなBCAA」を購入した事があります。しかし味はほろ苦くとても毎日継続して摂取できる様な代物ではありませんでした。とてもオススメできません。今では他のフレーバーと混ぜて摂取しています。一般的に販売されているBCAAは甘みが強いので混ぜても全く問題ないものが多いです。どうしても色味が気になる方はカプセルタイプを選ぶと良いでしょう。

ちなみにプロテインなどの栄養補助食品はアメリカの方が先進国です。アメリカの厚生労働省にあたる「FDA」は日本よりも基準が厳しいとされています。ですのでアメリカ製のものを輸入して購入する場合は「FDA認証済み」と記載されているものを選ぶと良いと思います。

この記事がみなさまの健康とアクティブな日々に寄与する事を願っています。

 

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