【驚愕】誰も教えてくれない本当に役に立つ報告の仕方【激オコ回避】
Nurs.編集部です。本日は看護師として大切な【報告】の方法があるので共有していきたいと思います。よく先輩から「報告•連絡•相談が出来ていない」と言われる事ありませんか。俗に言う「ホウレンソウ」ですね。でもホウレンソウにもコツがあり、何でもかんでもすれば良い訳ではないです。そのためのポイントについて解説していきます。
1.そもそも報告って何
《名・ス他》告げ知らせる、特に、任務・調査などを行った情況や結果について述べること。また、その内容。
などと定義されている様です。簡単に言うと【行なった行為の結果やら結論を述べる事】が世間一般でいう報告って事ですね。
2.看護師に求められる【報告】とは
しかし看護師、ひいては医療職に求められる報告は少し意味合いが変わってきますね。
看護師の報告とは単なる状況説明だけでなく【これからどうしていく】or【あなたに何をして欲しい】が求められます。超重要!どうしても伝えたい。本当に大事な事なのでしっかりと報告形式なるものが存在します。
・報告形式【SBAR】
Situation 状況
Background 背景
Assessment 判断
Recommend 提案
実はこれ、急性期領域で良く使われる報告形式なんです。もう、急性期領域に足を踏み入れたら何でもかんでもこれ。Drと話す時もNsと話す時もPTだろうがOTだろうが薬剤師さんやら栄養科やらなんなら休憩室での雑談なんかもみんなこれ。
・具体例はこんな感じ
A先輩、報告させて下さい。
患者のBさんの血圧が下がっています。(状況)
元々胃潰瘍の既往のある方です。腹痛も時折訴えていました。(背景)
顔面も蒼白で昨日から黒色便が続いているので下血の影響かと思います。(判断)
先生に連絡して採血の指示が欲しいです。(提案)
3.困った時はこうする
ただし、入職1年目の方や転職組は最後の【提案】でつまづく事が多そうです。
新入職員は【現状報告は出来るけど、その後どうしたらいいか分からない】
転職組or病棟移動組は【前の病院or病棟ではこうやってたけど、ここの病棟のやり方がわからない】等の悩みが多そうです。
そんな時は最後の【recommend(提案)】を【相談】に変えてみましょう。
A先輩、患者さんの状態は今こんな感じです。原因は多分これです。【こういう時ってどうしたら良いか教えてください】
ね。良い感じでしょ。
追加情報あります
現役看護師が「買ってよかったもの」「取っておいてよかった資格」について記事にしました。よろしければこちらもご覧ください。